不動産投資を始めるには、様々なステップがあります。
一般的な流れなので状況によって異なる可能性がありますが、まずは基本的な流れを知ることが不動産投資を始める第一歩になります。
ここでは大まかな説明のみになりますが、各項目については別の記事で投稿していきます。
では、どのようなステップがあるのか、詳しく見ていきましょう。
①目的を明確にする
まず不動産投資を始めるには目的を明確にすることが大切です。収益を上げたいのか、将来の資産形成を目指しているのか、税金対策での投資なのか等、目的によって投資先や戦略が異なります。
目的により投資する物件が変わりますので明確にする必要があります。
②予算設定と資産評価
投資を始めるには、自分の状況を把握することが大切です。
投資に使用できる資金を明確にし、それに基づいて予算を設定します。また、将来的なキャッシュフローを予測するため、売却を視野に入れる可能性を考え、不動産の市場価値や将来の収益性を評価します。「目的を明確にする」に通じますがゴールを決めることで明確になると思われます。
③市場調査
不動産を買うにあたり、市場を調査する事は必要不可欠です。
興味のある地域や市場での不動産市場を調査しましょう。地域の成長率、雇用の動向、将来の開発計画などが投資の魅力を左右します。その他人口、世帯数、家賃、下落率等も重要なポイントです。
こちらは個人では限界がありますが、不動産屋の協力も得て市場調査を怠らないことが大切です。
④不動産の種類を選択
不動産には、さまざまな種類があります。
アパート、一戸建て、商業ビルなど、投資する不動産の種類を選択します。それぞれリスクやリターンが異なるため、自身の目的やリスク許容度に合わせて選無ことが大切です。その他、中古、新築、一棟、区分、地方、都心部等の選択があります。それぞれにメリット、デメリットがあるので知識を深め適切に選択することが大切です。
⑤融資を検討
不動産投資を始めるにあたり自己資金のみで始める方は稀です。
融資を利用して投資を行うことも考えなければいけません。自己資金を出すときも自己資金比率等が重要なポイントとなってきます。金融機関との交渉や金利の比較など、融資に関する事項を検討することが大切です。
⑥管理計画の策定
不動産を購入すると、購入後の管理が必要になります。
よって不動産を購入する前から管理計画を立てることが大切です。賃貸物件であれば、テナントの募集、メンテナンス、賃料の取り決めなどを考慮しましょう。また、管理する不動産会社の決定も重要なポイントです。
買う物件のみに気を取られず、買った後の管理も計画に入れることが大切です。
⑦法的な検討
不動産と法律は切っても切れないものです。
地域の法律や規制を確認し、契約書の取り決めや税金について理解しておくことが重要です。特に税金については経営中に必要になります。所得税、法人税、譲度所得税等の知識は必須になります。
上記がおおよそのステップになります。
しっかりと知識をつけ、慎重に計画を練ることが不動産投資成功への近道です。
不動産は移り変わりが激しい業界なので常に勉強をしていきましょう!