なぜ不動産投資を始めるのか。収益を上げたいのか、将来の資産形成を目指しているのか、税金対策での投資なのか等、目的によって投資先や戦略が異なります。
目的により投資する物件が変わりますので明確にする必要があります。
ですので、不動産投資を始めるには、まず目的を明確にすることが大切です。
ここでの目的とは「相続税の軽減のため」、「所得税の軽減のため」、「事業承継の対策として」、「資産の組み換えのため」、「収益を上げる」、「資産形成のため」等があります。
今回は 「収益を上げる」です。
「相続税軽減のため」、「所得税軽減のため」、「事業承継の対策として」は、税金に特化したもので「資産の組み換えの為」は資産に特化する方々が対象でした。
「収益を上げる」は今よりも収入を増やしたい、投資を始めてみたい今の収入に満足していない方が対象になります。
不動産投資に興味を持っているということは、単純に収入をもっと上げたいという思いが強いのではないでしょうか。
増えたら増えた分だけ嬉しいですよね。
では、あなたはどれぐらい収入を増やしたいでしょうか?
人によっては、「今の収入と同等ぐらいの収入が欲しい」、「今の収入を少し補う程度の副収入が欲しい」、「家族にバレずに遊ぶお金が欲しい」などなど様々です。
目的について考える章の「収益を上げる」という今回のテーマで一番別れるところではないかと思います。
私自身は仕事をせずに暮らせるぐらいになりたいと思っていたので、今のサラリーマンと同等の収入が欲しいと思い不動産投資を始めました。(記事にしていますので、興味のある方はこちら)
私自身の目標で考えるならば、年間の手取りで500万ということになります。
不動産投資のみで500万/年となると、かなり高い目標になります。
私の賃貸住宅1棟の収入が約150万/年となるので約3棟の物件が必要になります。
1棟、約1億とすると3億以上の物件が条件になります。
しかし、自己資金のみで不動産を持つことはハードルが高いです。つまり、借入で不動産を所有することになります。しかし、銀行の審査的に考えると短期での借入は難しいでしょう。
また、収入を上げると一言で言うのは簡単ですが時系列で考えることも必要になります。
自分が何年後にいくらの収入が欲しいのか考えて計画することが重要になります。
月に1万円のお小遣いを増やすので有れば無理に不動産投資をするのはオススメしません。
投資にはリスクがついてきますので、不動産でなく投資信託などで収入を得ることが良いと思います。(ただし、投資信託にも元本割れのリスクはありますが…)
月に1万円となると年間12万円となるので投資信託では難しいですが240万を年利5%で回せば現実的な金額になります。
リスクは高くなりますが無理ではないかと思います。
しかし、動産で投資する時には銀行の融資が使えないことが最大のネックになります。
俗に言うレバレッジ効果ですね。
これが不動産投資であれば使うことができます。
○年後までに○○○円の収入を増やすことを考えるとき不動産でも買い増しを続けていかなければ目標に辿り着くことは出来ません。
不動産投資に限らず投資をするには早くからやることが目標に近づく方法でもあります。
そのため、目的を明確にすることが重要です。
目的、目標をしっかり考えて[好きなことを好きな時に好きなだけ]できる日常になるようになることに向けて私自身も常に精進していこうと思う今日この頃です。
※ですが増えたら増えた分、税金(所得税)が増えますので気をつけなくてはいけません。
所得税対策については過去の記事をご覧になると良いかと思います。